一病息災・米寿まであと52年。

過去にMi−2抗体陽性の多発性筋炎と相成りました。が!奇跡の双子妊娠!そして待ち受ける試練…

取り出した筋肉

多発性筋炎を疑い、ステロイド剤服用前に筋生検というのをしました。
薬に影響されていない筋肉や血液を保存したんです。採血なんて試験管が10本も用意されていてあんぐりしました。


筋生検は局部麻酔ですから意識もあります。横でガゴガコぐいぐいと…手術。
本当に怖かったです。
筋肉は左の上腕二頭筋から数本取られました。一週間くらいで元のように動かせるようになったのだけど、人間の体って不思議ですね。


その結果、血液からMi−2抗体陽性の多発性筋炎と分かりました。


そして、東京の研究機関に送っていた筋肉の結果が早くも出ました。
何の問題もなかったそうです。
取り出した部位が炎症していなかっただけかもしれませんが、本当に筋炎患者?というくらい何もなかったそうで…
ついでに遺伝子的な疾患もないと。


本当にじゃあ何で私は多発性筋炎になったの?って聞きたいです…


まあ、とりあえずこれ以上何も見つからなかったのだし喜べばいいかな。
だって遺伝的問題がなかったんだもの。
親兄弟はもちろん、我が子たちへの心配もまた消えたのだから。

たった数カ月

ほんの数カ月前までは当たり前のように歳を重ねていけると思っていて。

毎日がただただ幸せでした。


旦那さんと娘たちがいるだけで、それ以上何も望んでいなかったし。普遍的な幸せを噛み締めていたんです。


なのに、毎朝目を覚ますたびに今は得体の知れない緊張に襲われます。

覚醒して一番に思うこと。

『悪い夢なら覚めて』

そして、健康に過ごしていた頃の憂いない自分や家族との思い出ばかり思い出して。


あんなに朝が弱かったのに緊張で目が覚めて、余計なこと布団の中で考えてしまうんです。さっさと起きて活動すべきですね。


たったの数カ月で人はある日、生き方を変えられてしまうんだなあ。

とりあえず2年?

ここから2年が勝負なんです。
筋炎は間質性肺炎と腫瘍を合併しやすいんです。


特に腫瘍ですね。
主治医の説明では腫瘍があって筋炎を引き起こすという仕組みだと言うんです。
※例外もちろんあります。


なら既に腫瘍あるの?ってなるけど
今のところは見つからないぐらいの因子が潜んでいてそれが今後大きくなるかもしれないから特に2年が大警戒なんですって。


私も今のところは疑いがないけど、もっとこれから綿密に検査します。


でも、これもやはり首から膀胱までの検査。臓器が筋炎の腫瘍の主だからだそうです。
これこそ滅多にないのだろうけど頭とか筋肉やらに出たらどうなるの?
臓器でも膵臓の場合は判明するの?
とか考えだしたらもうダメですね…


とりあえず、この2年を乗り越えなければ55年は語れない!


でも、人間一度不幸を引き寄せると中々自分に訪う幸運を信じきれない。
ジレンマです。
こういうメンタルが1番病気に悪いのに。
嫌になるなあ。


2年をクリアしなくては。
2年後?子どもたち5歳と3歳。
ムリ。幼すぎて病なんてしてられない。


私は幸運を引き寄せる!
こい!こい!こい!こい!
幸運よ我がもとへ!